第20回ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会は一般日本新記録が数多く更新されたハイレベルな試合だった。
児玉大紀選手 226kg ベストリフター

男子74kg級の児玉大紀選手は昨年10月に本堂選手によって更新されてしまった日本記録を再び奪取。第3試技230kgは81cmラインが見えてしまったためリプレイスとなる。組み直す時間が無く、失敗となってしまった。

小林ナオコ選手 107.5kg

女子47kg級の小林ナオコ選手は、力強い試技で107.5kgを挙げ、自身の持つ日本記録を4.5kg更新した。
田島瞳選手 95kg

女子84kg超級の田島瞳選手は95kgを挙げ、悲願の一般日本記録を取得した。
徳武恵美選手 103kg

女子72kg級の徳武恵美選手は103kgを挙げ、8年以上更新されていなかった女子72kg級の日本記録を更新した。
福島未里選手 110kg

女子63kg級の福島未里選手は安定の3本取りで最終的に110kgを成功。石橋茜選手が63kg級の時に保持していた日本記録を更新した。
石橋茜選手 123.5kg

女子57kg級の石橋茜選手は今大会で123.5kgを成功。自身が持つ女子ノーギアベンチでの最高重量1位の記録を3.5kg更新した。
井上卓選手 168.5kg

男子59kg級の井上卓選手は、168.5kgを成功。東坂康司選手が保持していた日本記録を4年振りに塗り替えた。
※動画の第3試技172.5kgは、陪審員の判断により失敗試技となってしまった。
臼木翔吾選手 235kg

男子93kg級の臼木翔吾選手は、安定感のある試技で3本取り。最終的に235kgを成功。他の選手を全く寄せ付けない圧倒的な強さで優勝し、それまでの日本記録を15kgも更新した。
名越勇樹選手 256.5kg

男子120kg級の名越勇樹選手は、安定感のある試技で3本取り。自身の持つ男子ノーギアベンチ最高重量であった248kgを8.5kgも更新した。臼木選手と同様、他の選手の追随を許さない圧倒的な強さだけでなく、260kg以上も挙がりそうに感じさせる試技であった。
まとめ
ノーギアベンチはトップの選手がその他を引き離す強さを見せつけた。今回優勝した各選手は、今後の国内大会、国際大会でさらに記録をのばしていくだろう。
大会結果
大会写真(初日)
大会写真(最終日)