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全国大会の開催地および運営方針に関する見解

2026.08.27

平素よりパワーリフティング競技の発展と大会運営にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。 昨今の全国大会の開催地決定プロセスや大会運営のあり方に関しまして、一部よりご批判やご懸念の声をいただいております。皆様の競技に対する熱意の表れとして真摯に受け止める一方で、弊協会の理念および運営体制に対する事実誤認に基づく側面も見受けられますため、ここに見解としてご説明申し上げます。


1. ステークホルダーの対等性
 

大会は決して選手のみで成立するものではなく、会場の手配から当日の進行管理を担う運営陣、そして開催地域の皆様の多大なるご尽力があって初めて実現します。弊協会は、選手、運営スタッフ、関係組織など、すべてのステークホルダーは「対等」であると考えております。 一部の参加者の利便性のみを切り取り、他のステークホルダーの負担の上に成り立つ選手ファーストを主張することは、大会を支える関係者への敬意を欠くものであり、競技の健全な発展には繋がりません。


2. 開催地決定プロセスと運営責任
 

全国大会の開催地は、特定の地域に偏らせる意図はなく、「公募制」および「輪番制(国スポ公開競技、スポーツマスターズ記念事業)」という手順に則り決定されております。 一部の大会において理事が管轄する地域(離島や地方を含む)で開催されるケースについては、公募に対する立候補がなかった場合における措置です。大会そのものが中止になる事態を防ぎ、選手から競技の機会を奪わないという運営側の責任に基づく開催でございます。


3. 全国各地での競技普及
 

都市部での開催のみを「利便性が高い」、「公益的である」とする見方は、地方や離島に在住する選手が毎回負担している高額な交通費や長時間の移動という不利益を看過した、大都市中心の思考と言わざるを得ません。 真の公益性とは、一部の地域に恩恵を集中させることではなく、全国の選手間で負担を均等化し、あらゆる地域における競技基盤を等しく支え、維持することにあります。


4. 非営利団体としての性質と、主体的なご協力のお願い
 

弊協会は非営利団体であり、特定の企業がサービスを提供する商業事業ではありません。大会の持続的な運営には、会員一人ひとりの当事者意識が不可欠です。 決定された開催地や、大会継続のための苦肉の策に対して批判のみを行う姿勢は、建設的とは言えません。

ご自身の居住エリアや都市部での開催を望まれる場合は、ぜひ所属する都道府県協会へ積極的に働きかけ、全国大会の誘致・立候補に向けて主体的に行動を起こしていただきたく存じます。

弊協会といたしましては、今後も全国のステークホルダーが共に支え合い、あらゆる環境下で競技力を高め合える持続可能な大会運営に尽力してまいります。 関係者の皆様におかれましては、本方針へのご理解と、競技発展に向けた建設的なご協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

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