【大学芋のカロリーと栄養素】筋トレやダイエットでの筋肉との関係|タンパク質量

大学芋のカロリーと栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)および筋力トレーニングとの関わり(摂取タイミング・筋肥大やダイエットでの食べ方など)について解説します。
【2021年1月更新】
大学芋とはどんな食べ物?
大学芋(だいがくいも)は、油で揚げたサツマイモに糖蜜を絡めた菓子、あるいは料理である。
家庭でも簡単に作ることができ、栄養価も高く、甘さと食べ応えがあることから、おやつとしての人気が高い。主に、関東地方など東日本でよく食べられている。食用サツマイモの生産量が日本一の茨城県などでは、ごはんのおかずの一品として大学芋を食べることもある。
大学芋という名は、大正から昭和にかけて、東京の神田近辺(学生街)で大学生が好んで食べていたため、ついたといわれる。
大学芋のカロリー・栄養素
大学芋100gあたりのカロリー・栄養素は以下のとおりです。
エネルギー:231kcal
タンパク質:0.97g (3.88kcal)
脂質:7.69g (69.21kcal)
炭水化物:40.03g (160.12kcal)
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
食事の三大栄養素について
食事の三大栄養素(エネルギー産生栄養素)とは、タンパク質(protein)・糖質(carbohydrate)・脂質(fat)の三種類です。そして、その三種類の栄養素の頭文字をとって、栄養素バランスのことをPCFバランスと呼びます。
この三種類の栄養素の特徴とグラムあたりのカロリーは以下の通りです。
○タンパク質(4kcal/g)
タンパク質は筋肉を構成する物質で、筋トレで鍛えた筋肉を大きくするための材料となります。
○糖質(4kcal/g)
糖質は活動のためのエネルギー源になるだけでなく、タンパク質を筋肉として合成する時の筋肉合成カロリーとして働きます。
○脂質(9kcal/g)
脂質も糖質と同様のエネルギー源としての働きを持ちますが、グラムあたりの熱量が高く、貯蔵エネルギーとして効率的なので、余剰カロリーは体脂肪として貯えられます。
厚生労働省による三大栄養素に関する記載
エネルギー産生栄養素(えねるぎーさんせいえいようそ)
食物中に含まれる身体に必須の成分のうち、たんぱく質・脂質・炭水化物の総称。
人間の身体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー(カロリー)源となる「たんぱく質・脂質・炭水化物」を『エネルギー産生栄養素』と呼んでいます。以前は、三大栄養素とも言われていました。
引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-013.html
大学芋と筋力トレーニング
大学芋は、とても純度の高いカロリー食品ですので、筋力トレーニング前の運動エネルギー補給に有効です。
トレーニング前半では消化吸収の早い炭水化物が、トレーニング後半では消化吸収の緩やかな脂質が運動エネルギーとして作用します。
ダイエットトレーニングには、かなりカロリーが高い食品ですので不向きと言えるでしょう。
大学芋の具体的レシピ例
大学芋の具体的レシピ例の一覧(www.sfphes.org)
トレーニングに有効なタンパク質食材
筋力トレーニング後の食材として欠かせないのが高タンパク質・低カロリーな肉類・魚介類です。
そして、常にトレーニングに有効な食事を摂取するためには、日によって品質にばらつきのないよう、あらかじめ品質を確認した食材を冷凍ストックしておくといった工夫が有効的です。
▼具体的なタンパク質食材例
食事・栄養に関する記事
筋力トレーニングと食事・栄養に関する情報については、下記の記事をご参照ください。