オルタネイトグリップ|そのメリット・デメリットと使い方

バーベルデッドリフトをはじめ、バーベルプル系種目で多用されるオルタネイトグリップのメリット・デメリットおよび握り方について解説します。
本記事は、公益社団法人JPA日本パワーリフティング協会によるトレーニング情報記事です。
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オルタネイトグリップとは?
オルタネイトグリップは英語で表記すると”alternate grip”となり、その意味は「交互に握る」です。
つまり、片方の手はノーマルグリップ(手の平が手前を向く握り方)、もう片方の手はリバースグリップ(手の甲が手前を向く握り方)でバーベルシャフトやマシンバーを握るグリップ方法がオルタネイトグリップです。
alternate
語源
ラテン語:alternō (“交互に行う”)、alternus (“交互に”)
動詞
alternate (三単現: alternates, 現在分詞: alternating, 過去形: alternated, 過去分詞: alternated )
交互に起きる。交互に行う。
オルタネイトグリップのメリット
オルタネイトグリップのメリットは、左右の手を交互にすることでバーベルに対して身体が前のめりになることを防ぎ、また、バーベルの横方向への回転が抑えられる点です。
特に、高重量デッドリフトやベントオーバーローでは、オルタネイトグリップがスタンダードな握り方と言えるほど普及しています。
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オルタネイトグリップのデメリット
オルタネイトグリップのデメリットとしては、特にトレーニングとしての高重量デッドリフトなどで、筋肉に対して左右非対称(アンシンメトリカル)な効き方をしてしまうという点です。
ただし、これは1セット目と2セット目で左右の手の握り方を逆にするなどして回避することができます。
オルタネイトグリップが有効な種目
Tバーローイング
スミスマシンデッドリフト
ラットマシンプルダウン
ケーブルローイング
ケーブルショルダーシュラッグバーベルデッドリフト
バーベルベントオーバーロー
バーベルショルダーシュラッグsfphes.orgより
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